FE83EN＋稀少専用8㎝ドロンコーン　40年前のBoxは奇跡的な美品

資料によると発売は40年以上前
FE83、専用8㎝ドロンコーン、Boxセットのキットで売ってたらしい
型番はYK8Wとか
ずっとスピーカー作ってきたがフォスの10㎝、16㎝ドロンコーンは知っててもFE用8㎝というのは知らなかった
まあ珍品の部類
さらに40年以上経過してるのに殆ど傷無し。木目シートの縮みも無い
ずっと箱に入ってたか、人形ケースにでも入れてこけしとリカちゃんの間にあったか
とにかく使っていた様子も無い良品

とは言え、鳴らしてみると片chの83がガサゴソ
とても歪んで使えない
FE83を手持ちのFE83ENに取替
デベソ具合がドロンコーンと異なり違和感があるが、ようやくまともに鳴らせるようになった
ドロンコーンもかなり硬くなって動きにくくなってたが大音量エージングと手もみんで何とか軟化

以下、変更内容をまとめました
ユニット　FE83→FE83EN
ドロンコーン　エッジ簡易清掃、透明ゴム塗布
金属ネット固定方法　プチルゴムでの装着→ネオジウムマグネットでの装着
内部配線　細い赤黒ケーブル→太いテクニカのアートリンクケーブル
ターミナル　ネジ止め式→バナナ端子に変更も考えましたがオリジナルを活かしたいのでバナナ端子接続可能なケーブル付端子をアダプターとして用意しました

(出来上がった本機の音質評価)
中高域は昔から言われているFE83の良さが出ています
滑らかな、美しいシルキーな音が高域までつながっています
一方、低域はドロンコーンが動作していますが所詮8㎝の音と感じます
ポコポコドラムにポンポンベースかな
2Lに満たない極小BOXではこの辺が限界でしょう
私の現在出品しているFF70使用のスピーカーの低域再生には遠く及びません
女性に例えるなら美しいお顔の上半身に貧相な下半身をくっつけた様な(？我ながら酷い表現
音です

このスピーカーをどう使うか？
パソコンのモニターサイドなら充分かな
キッチンでのBGMでもOK
音楽を面と向かってリスニング……はちょっと厳しいかな
そんなわけで本品は
出来ればアンティークとして鳴らす事なく
人形ケースでこけしとリカちゃん人形の間にニヤニヤして鎮座させとくのが一番かと思います

おいおい、売る気あんのかようの解説でした

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